実績に書けない副業案件こそ、5行のメモに残す。数年後に返ってきた地味な案件の話
単価が極端に低かった案件。地味すぎて実績として見せにくい案件。依頼者の都合で途中で止まった案件。クラウドソーシングを長く続けると、プロフィールに並べにくい案件がたまっていく。
駆け出しの頃は、実績を積むために割に合わない案件をあえて受けたこともあった。後悔はしていない。そういう案件でこそ、依頼者とのやり取りの呼吸や、トラブルへの対処を覚えた。表に出せない経験ほど身についている。だから捨てずに、自分用のメモに残している。
結論:実績に書けない案件も、終わるたびに5項目のメモを残す。身についたことを案件名を伏せて言葉にし、半年に一度「書ける案件と書けない案件の比率」を見直す。
案件が終わるたびに書く5項目
- 案件の概要
- 実際にかかった時間
- 良かった点
- うまくいかなかった点
- 次に似た案件が来たら、どう判断するか
誰にも見せないので、正直に書く。単価が低すぎて後悔したなら、そうはっきり書く。後から一番役に立つのは、この正直な一行だった。
身についたことを、案件名なしで言葉にする
案件名や依頼者名は出せなくても、身についたことは説明できるようにしておく。たとえば「あちこちから来る細かい修正依頼に、破綻なく対応する調整力」。こう書いておけば、新しい依頼者とのやり取りでも自然に話せる。
半年に一度、比率を見る
| 状態 | 考えられること |
|---|---|
| 書けない案件ばかり続く | 自分の価値を上げる動きが足りていないかもしれない |
| 実績になる案件ばかり選ぶ | 視野が狭くなっているかもしれない |
件数だけでなく、かけた時間と満足度も一緒に振り返る。あまり頻繁に見直すと目先の変化に振り回されるので、自分には半年くらいがちょうどよかった。
地味な案件が、何年か後に返ってきた
実績にならない小さな案件でも、誠実に対応していたことが依頼者の記憶に残り、数年後に別の、条件のよい案件で声をかけてもらえたことが何度かあった。正直、驚いた。仕事ぶりは誰かが見ている。
たまには、実績にならないと分かっていても、興味があるから、困っている人の役に立てそうだから、という理由で受ける案件があってもいいと思っている。損得抜きの案件から、新しい技術に触れるきっかけをもらったことも多い。
まとめ
- 書けない案件も、5項目のメモで自分の資料にする
- 身についたことを案件名なしで言葉にしておく
- 半年に一度、比率と満足度を振り返る
- 関連記事:「経歴に書けない案件」との付き合い方(note)
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